2017-06-25

想像以上に耐え難いと知る。


☆夫の発想☆


「今日は手羽元のさっぱり煮ね」

というと

「手羽先?」

と返してきた夫。

↑ どうやら手羽先という言葉しか知らなかったらしい

「手羽元だっつ〜の」

手羽元? 何それ、悪口みたい

・・・・・・

笑った。

なんだ、その発想。




当店は、村の小さな商店です。

村の人たちのおかげで成り立ってます。

ほぼ毎日同じ人が来ます。

若い方達は、車で大きなスーパーにゆきます。

実際、我が家もそうでした。

↑ 若くないけど・・・


毎日来てくださる方、大半がご高齢です。

名前や詳しいコトは自分知りませんが

毎日顔を合わせ、言葉を交わしています。


店を始めて間もなく1年になろうとしてます。

薄々は感じていました。

でも現実にそれが起こると、かなりキツい。


それは、人の死です。


どなたかが亡くなると、教会の鐘がなります。

家、すなわち店の前が教会です。

最後の鐘の回数で、男性・女性がわかります。


先日、木曜日の仕事中。

聞きたくなかった鐘がなりました。

ちょうど、お客さんと話してたので

男性か女性かわからなかった。


話は少し戻るが、1週間か10日前の話。

隣のおばあさまが具合が悪く入院したと聞いた。

柔らかいパンが好きなので

毎朝そのパンを彼女のために取り置いてた。

おばあさまの娘さんが来て

入院したのでしばらくパン取り置かなくてもいいと言った。


数日後、おばあさまの息子さんが来た。

もう病院では何もできないので家に帰ってきたとのこと。


言葉が見つからなかった。


その後も娘さんや、

おばあさんの手伝いをしている人、

おばあさんの妹が買い物に来た。


何も言えなかった。


そして、聞きたくなかった鐘がなった。

夫に言う。

まさか違うよね・・・

ちょうど、教会でボランティアしている人がいたので尋ねる。

聞きたくなかった答えが返ってきた。


キツい。


何だコレ、かなりキツい。


そんなコトを思ってたら

もっとキツいコトが起きた。


娘さんと旦那さんが買い物に来たのだ。

もうダメだ。


逃げたかった。

レジに来ないでと思った。


必死で何かを堪え、

必死で声を出し、

必死で普通を装った。

でも無理だった。

最後、必死で声を出し「ありがと・・・」

と彼女の顔を見た。

もうダメだった。

涙が出て、ダメだった。

抱き合って泣いた。

他にお客さんもいたけど

もう堪えきれなかった。


キツい。

想像以上にキツかった。


次の日、夕方6時半から教会でお葬式。

車椅子生活をされてたので

あまり会うコトはなかった。

でも店の前を通ると気にかけてくれたり

優しいおばあさまでした。

店から見送る。

また涙が出た。


村の人たちのコトはよく知らなかった。

でも今はよく知らなくても、知っている。


これから

このキツさ、耐えられるかな。


自分はココで死んだらどうなんだ。

夫が死んだらどうなんだ。


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